また
2005年 06月 22日
某blogからコピペですが
韓国とその外の世界の認識ギャップ
韓国としては、米国が北朝鮮に軍事的な圧力をかけると、韓国の情勢が不安定に思われ、投資に支障を来すから困る、というのだ。なんだそれ?
田中の話は、韓国経済はスランプの状態にある、というところから始まった。スランプになった理由の一つは、輸出主導型の経済なのに輸出の伸びが悪いということだ。特に、エレクトロニクス関連がよくない。
もう一つの理由は、家計の消費の調整が始まったということだ。単純に言えば、れいのクレジットカードの問題が強く足をひっぱりだしているらしい。五月発表の消費者物価指数では四月はマイナスとなった。
この話は昨年極東ブログ「韓国のクレジットカード破綻と日本の内需」(参照)でもふれたことなので、私としては納得しやすい。
幸い、このクレジットと家計の逼迫の問題は先にもふれたように、昨年は、輸出が好調なのでそれほどクローズアップはされなかった。
田中の話に戻る。こうしたスランプ状態にあって、韓国のエコノミストたちは、家計の冷え込みを補うために韓国政府が、金利を下げる、税を下げる、政府支出を増やすなど、景気刺激策をとらなくてはならないだろう、と見ているようだ。
それでも韓国の今年の経済成長率(3.5%)は日本(2%)よりも高いのでそれほど重要な問題なのか、私にはよくわからない。より前向きな見方としては、日韓経済協会”調査部の視点:『最近の韓国経済の視点(2005年4月)”(参照)が参考にはなる。
さて、田中の話はこの先でオチに向かう。中央日報が行なった韓国に投資している海外会社169社にアンケートが紹介された。それによると、もし北朝鮮への経済制裁が実施されると投資に影響があるかとする問いに、63%が投資はできないし引き上げも検討するとのこと。さらに、北朝鮮に対して軍事行動があればどうかとする問いでは、これが73%に上る。
韓国としては、米国が北朝鮮に強行に出ることの経済のリスクが高く避けたいとみているようだ。
このあたりで私は苦笑してしまう。それじゃ、北朝鮮が核開発をさらに進めるままでいいのかと思うのだが…、つまりこのあたりに、韓国と日米間に大きな認識ギャップがありそうだ。
田中の話から離れる。韓国がどう考えても、米国は米国でさっさと話を進めている現状がある。すでに米空軍のF-117ステルス戦闘機の一部が韓国に配備された(参照)。
この件で日本はどうすることもできない。朝鮮日報”「信頼できない韓国」を直視せよ”(参照)によると、先日、日本外務省の谷内正太郎事務次官が、韓国で「北朝鮮の核問題に関連し、米国と日本が情報を共有しているが、米国が韓国を信頼しないため、日本が得られる北朝鮮の核関連情報を韓国と共有することに躊躇している」と発言したが、この口の軽さにもあきれるが、お小姓たる日本の本音だろう。
しかし同紙社説は、そうした日本の軽口が問題ではないと、きちんと問題の核心を見ている。
とはいえ、北朝鮮の核問題が差し迫った時点で、韓国が核関連情報を依存するほかない国によって「韓国は信頼できない」、「韓国に情報を提供できない」といわれる状況に対しては、政府が緊急の処方箋でも設けなければならない。
北朝鮮の核問題を解決するなら、否応無しに米日との協力は不可欠だ。そのためには、米日との協力体制が現在どういう状況に置かれているかをありのまま直視する姿勢が必要だ。
残念ながら、現実の韓国はそう進む気配はなさそうだ。
昨今、日韓で珍妙な小競り合いが続く。こうした認識ギャップの向う側で韓国が日本や米国がどう見えているのかは、なかなか日本側には共感はできない。その分、さらに小競り合いが続くのだろう。が、どこかで引き返せない事態にならないよう、できるだけのことは日本もしなくてはならないようにも思えてきた。
どうでしょうか?
ズレてるかもですが補足として↓(またコピペ
そういや日韓首脳会談
なんか歴史問題が進まなかったとかすっげーあほな報道されてますが、あれはアメリカのお膳立てだろ。
アメリカ的には「なんだかんだあっても日本と韓国はアメリカの同盟国として仲良くアメリカ様を支えていきます」って劇をして欲しいだけなんで、両国ともその目的でしかやってないんだからそんなもん。
あえて言いうなら、そんな劇も出来ないノムヒョンが外交センスアホ杉。
今の全世界首脳の中で一番外交下手だと思うよ、普通に。
多分まだ北朝鮮の方が常識的。
ってか、首脳会談って危険なんですよ。
これが失敗と思われると両国とも首脳がピンチになるんですよ。
別に仲良し子良しで会うんじゃない。
一番いい例が太平洋戦争直前の日米交渉で出てきた近衛・ルーズベルト首脳会談ですね。
これ、日本側は本気で申し込んで近衛はこれでイける日米戦争回避出来ると考えるんですけど、アメリカがこれを拒否する。
理由は簡単。独ソ戦がはじまって日本に妥協する必要がなくなったから。
さらにいうと、ここで首脳会談やって物別れでしたとかになると大統領の権威が著しく低下して、議会にイニシアチブ持ってかれるから。
日本と戦争するしないよりも、ルーズベルト的にはこれが一番痛い。
だから、断ったわけです。
あとこの前の中国の呉儀副首相。
あのドタキャンは結局両国外交当時者は合意の上というのがほんとみたいだが、当然そう。
で、中国の頭も日本とは政治的に仲良くするより、経済的に仲良くする方が利があるとちゃんと理解してる証拠でしょ。
だから奥田会長をはじめ、経団連にはちゃんと筋通した。
もし、あれで首脳会談やって、小泉首相と仲良く会談してしまったら、足元狙ってる保守派にやられる可能性があるでしょ。
事前交渉で、日本が譲歩してくれないとわかった瞬間に「じゃあ、ドタキャンという形で帰りますので今後ともよろしく」という話。
んー、梅雨ですね。
韓国とその外の世界の認識ギャップ
韓国としては、米国が北朝鮮に軍事的な圧力をかけると、韓国の情勢が不安定に思われ、投資に支障を来すから困る、というのだ。なんだそれ?
田中の話は、韓国経済はスランプの状態にある、というところから始まった。スランプになった理由の一つは、輸出主導型の経済なのに輸出の伸びが悪いということだ。特に、エレクトロニクス関連がよくない。
もう一つの理由は、家計の消費の調整が始まったということだ。単純に言えば、れいのクレジットカードの問題が強く足をひっぱりだしているらしい。五月発表の消費者物価指数では四月はマイナスとなった。
この話は昨年極東ブログ「韓国のクレジットカード破綻と日本の内需」(参照)でもふれたことなので、私としては納得しやすい。
幸い、このクレジットと家計の逼迫の問題は先にもふれたように、昨年は、輸出が好調なのでそれほどクローズアップはされなかった。
田中の話に戻る。こうしたスランプ状態にあって、韓国のエコノミストたちは、家計の冷え込みを補うために韓国政府が、金利を下げる、税を下げる、政府支出を増やすなど、景気刺激策をとらなくてはならないだろう、と見ているようだ。
それでも韓国の今年の経済成長率(3.5%)は日本(2%)よりも高いのでそれほど重要な問題なのか、私にはよくわからない。より前向きな見方としては、日韓経済協会”調査部の視点:『最近の韓国経済の視点(2005年4月)”(参照)が参考にはなる。
さて、田中の話はこの先でオチに向かう。中央日報が行なった韓国に投資している海外会社169社にアンケートが紹介された。それによると、もし北朝鮮への経済制裁が実施されると投資に影響があるかとする問いに、63%が投資はできないし引き上げも検討するとのこと。さらに、北朝鮮に対して軍事行動があればどうかとする問いでは、これが73%に上る。
韓国としては、米国が北朝鮮に強行に出ることの経済のリスクが高く避けたいとみているようだ。
このあたりで私は苦笑してしまう。それじゃ、北朝鮮が核開発をさらに進めるままでいいのかと思うのだが…、つまりこのあたりに、韓国と日米間に大きな認識ギャップがありそうだ。
田中の話から離れる。韓国がどう考えても、米国は米国でさっさと話を進めている現状がある。すでに米空軍のF-117ステルス戦闘機の一部が韓国に配備された(参照)。
この件で日本はどうすることもできない。朝鮮日報”「信頼できない韓国」を直視せよ”(参照)によると、先日、日本外務省の谷内正太郎事務次官が、韓国で「北朝鮮の核問題に関連し、米国と日本が情報を共有しているが、米国が韓国を信頼しないため、日本が得られる北朝鮮の核関連情報を韓国と共有することに躊躇している」と発言したが、この口の軽さにもあきれるが、お小姓たる日本の本音だろう。
しかし同紙社説は、そうした日本の軽口が問題ではないと、きちんと問題の核心を見ている。
とはいえ、北朝鮮の核問題が差し迫った時点で、韓国が核関連情報を依存するほかない国によって「韓国は信頼できない」、「韓国に情報を提供できない」といわれる状況に対しては、政府が緊急の処方箋でも設けなければならない。
北朝鮮の核問題を解決するなら、否応無しに米日との協力は不可欠だ。そのためには、米日との協力体制が現在どういう状況に置かれているかをありのまま直視する姿勢が必要だ。
残念ながら、現実の韓国はそう進む気配はなさそうだ。
昨今、日韓で珍妙な小競り合いが続く。こうした認識ギャップの向う側で韓国が日本や米国がどう見えているのかは、なかなか日本側には共感はできない。その分、さらに小競り合いが続くのだろう。が、どこかで引き返せない事態にならないよう、できるだけのことは日本もしなくてはならないようにも思えてきた。
どうでしょうか?
ズレてるかもですが補足として↓(またコピペ
そういや日韓首脳会談
なんか歴史問題が進まなかったとかすっげーあほな報道されてますが、あれはアメリカのお膳立てだろ。
アメリカ的には「なんだかんだあっても日本と韓国はアメリカの同盟国として仲良くアメリカ様を支えていきます」って劇をして欲しいだけなんで、両国ともその目的でしかやってないんだからそんなもん。
あえて言いうなら、そんな劇も出来ないノムヒョンが外交センスアホ杉。
今の全世界首脳の中で一番外交下手だと思うよ、普通に。
多分まだ北朝鮮の方が常識的。
ってか、首脳会談って危険なんですよ。
これが失敗と思われると両国とも首脳がピンチになるんですよ。
別に仲良し子良しで会うんじゃない。
一番いい例が太平洋戦争直前の日米交渉で出てきた近衛・ルーズベルト首脳会談ですね。
これ、日本側は本気で申し込んで近衛はこれでイける日米戦争回避出来ると考えるんですけど、アメリカがこれを拒否する。
理由は簡単。独ソ戦がはじまって日本に妥協する必要がなくなったから。
さらにいうと、ここで首脳会談やって物別れでしたとかになると大統領の権威が著しく低下して、議会にイニシアチブ持ってかれるから。
日本と戦争するしないよりも、ルーズベルト的にはこれが一番痛い。
だから、断ったわけです。
あとこの前の中国の呉儀副首相。
あのドタキャンは結局両国外交当時者は合意の上というのがほんとみたいだが、当然そう。
で、中国の頭も日本とは政治的に仲良くするより、経済的に仲良くする方が利があるとちゃんと理解してる証拠でしょ。
だから奥田会長をはじめ、経団連にはちゃんと筋通した。
もし、あれで首脳会談やって、小泉首相と仲良く会談してしまったら、足元狙ってる保守派にやられる可能性があるでしょ。
事前交渉で、日本が譲歩してくれないとわかった瞬間に「じゃあ、ドタキャンという形で帰りますので今後ともよろしく」という話。
んー、梅雨ですね。
by hasetic
| 2005-06-22 08:23